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根管治療担当
大谷 真樹子(おおたに まきこ)

日本大学歯学部卒
 
東京SJCD
日本歯内療法学会 会員
米国歯内療法学会 会員

 
 
 
今まで抜歯するしか
選択肢がなかった歯を
できるだけ保存していきたい
と思っています
 
 
 
 
好きなスポーツはヨット
趣味は ビーズ手芸です
 
 
患者さんと病気
真摯に向き合い
日々
努力と研さんを忘れず
いきたいと思っています

 根管治療について

 
根管治療は、歯の中の神経に炎症や感染が生じ、これらの神経や炎症物質、細菌などを除去しなければならない状態で行われる治療です。この細菌による炎症により、激痛が生じたり、悪化すると周囲の骨を溶かします。これらを改善するためには根管治療が必須となります。
 
従来の根管治療では、歯の中、根管(神経の通り道)内を見ることは出来ず、根管の中が汚れているかどうかは、根管内に入れた治療器具が汚れているかどうかで、根管内の汚染を確認していました。しかし、根管は非常に複雑であり、実際、挿入してから取り出した器具が汚れていなくても、汚れはたくさん残存しており、それによって従来の根管治療方法では、治療の成功率が非常に低いもので、何回も根管治療を行っても治らず、抜歯に至ることが多い状態でした。
 
現在、マイクロスコープや、専用の機材の開発の恩恵によって、従来よりも精度高く根管内の感染源の除去が可能となり、結果として根管治療の成功率は上昇しました。
 
また、 従来であれば抜歯するしかなかった穿孔(歯に穴があくこと)も封鎖することができるようになり、今までの治療方法より格段に歯を保存することが可能になりました。

術前 大きな骨欠損

術後4ヶ月 骨の回復を認めます


通常の治療では見つけることは難しい

見逃された根管



一度感染してしまった根管からの感染源除去効率は従来の根管治療よりも精度があがるので、必然的に治療の成功率は上昇します。

 
またそれだけでなく、根管を感染させない根尖性歯周炎の予防も以前の治療よりはるかに成功率は高くなります。術野の確保が難しいことによる治療中のトラブル発生率も低くなります。